小説や映画でフィクションを楽しむという事は「虚構」の話を楽しむという事だ。それを理解していない人はまず居ないだろうが、その中での「リアリティ」ラインをどこに持っているか? というのはかなり難しい。
これは作品ごとに自動的に調整される事を作者は読者に求めているからだ。簡単に言えば、エンタメミス...
年間に数百冊と本を読む人がいるというと、相対的に自分は本を読むのが遅いと思ってしまうのが、人間の性分でしょう。例えばA5サイズの本や文庫本なら一ページあたりの文字数は600~800文字といった所で、コレを一冊の本とした場合250ページから300ページほどが基本となり、15万字~24万字程が全体の文字数です。さて、このボリュームならど...